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マカフィー モバイルデバイス管理が好調 VDI環境での活用も提案
2011/05/19 10:26
週刊BCN 2011年05月16日vol.1382掲載
安藤浩二本部長 |
スマートフォンが本格的に普及し始めているなか、国内でも法人向けのスマートデバイス管理製品が続々と登場している。マカフィーの製品が注目される理由として、メールやカレンダーの同期だけではなく、企業のポリシーに沿ってWi-Fiなど通信の設定情報などをパッケージ化して一括で自動配信することができる点が挙げられる。マーケティング本部の安藤浩二本部長は「大企業になると、ユーザーである社員がVPNやWi-Fiの設定をヘルプデスクに依頼した場合、3営業日かかる場合もざらにある。ソリューションを導入すれば、管理を合理化できる」と話す。
500~1000端末といった大規模にスマートデバイスを導入する際にユーザー企業は管理のメリットを享受することができる。現状は検証の段階であり、導入が進むのは今年秋ごろからと予測している。
EMMは新しい分野であり、従来の販売チャネルでは対応しにくいという事情がある。そこで、新しい商流を築いて、単独の製品として提案を行う。「ビジネスが立ち上がるあるタイミングに向けて、いち早く体制を整えておく必要がある」(安藤本部長)としている。(鍋島蓉子)
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