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FJM、製造・販売計画の統合管理パッケージ、富士通中部システムズと共同企画
2011/05/17 10:26
新システムは、製造に必要な「販売計画」「調達計画」「需給計画」「在庫計画」を統合管理し、製造から販売までのプロセスを効率化。ユーザー企業がそれぞれの計画を立案・管理するために個別に導入したシステムを統合管理する。ユーザーのシステムに合わせて個別に開発するのに比べ、費用は10分の1程度という。FJMと、製造業向けシステムの開発を得意とする富士通中部システムズ(FJCL)が共同企画し、FJCLが開発した。
ラインアップは、搭載する機能などで分けて、「エントリー」「スタンダード」「アドバンスト」の3種類を用意。価格はエントリーが50万円で、スタンダードが150万円から、アドバンストが400万円から。3年間で120システムの販売を計画している。
FJMの大澤尚・ソリューション事業本部GLOVIAビジネス統括部長は、「東日本大震災後、製造業は従来以上に迅速な対応が求められていると感じている。迅速な対応とは、迅速な意思決定。今回の新システムで製造業の迅速な意思決定を支援したい」と話した。(木村剛士)
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