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東日本大震災が国内IT産業に与える影響、市場規模は4.5%減に、IDCが調査
2011/04/18 10:26
2011年のIT市場規模は、11年2月に前年比0.6%増の12兆6172億円という予測を発表したが、地震を受けて前年比4.5%減の12兆165億円に修正した。ハードウェア、パッケージソフト、ITサービスのすべてがマイナス成長になる。
政府と自治体、企業が復興を最優先にし、不要不急のIT支出を後回しにするほか、心理的な投資抑制が主な理由。また、地震によって、サプライチェーンが寸断され、一部の部品や素材の供給が滞ることも悪影響をもたらすという。
ただし、12年は復興需要や外需が市場をけん引して日本経済は改善し、IT投資も拡大するとみている。11年の反動もあり、12年の国内IT市場は前年比3.5%増の12兆4327億円に回復すると予測している。(木村剛士)
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