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ATEN、エクステンダーとマトリックススイッチの新製品を発表
2011/02/07 10:22
「VE500」はトランスミッタ(VE500T)とレシーバ(VE500R/VE500RQ)ユニットから構成。オーディオ/ビデオ/RS-232シリアル信号をカテゴリ5eケーブルで最大300mまで延長することができる可能。単にコンテンツを延長できるだけでなく、RS-232信号にも対応することで、タッチパネルなどのシリアルデバイスを延長して使用することができる。
信号の延長に伴って発生するRGB信号の色相のズレやタイミングエラーも、デスキュー機能搭載のレシーバ(VE500RQ)が自動的に補正するので、延長先でもクリアな画質を得ることができる。
本体にはバランス接続が可能なオーディオ入出力ポートを搭載。延長時に発生するノイズを抑えて、高音質のサウンド環境をつくる。
「VM0808T」は、最大8系統のオーディオ/ビデオの各信号をマトリックス状に8系統に分配切替え。入力デバイスと出力デバイスを一度配線しておけば、製品上で入出力の組み合わせを自由に切り替えることができる。案内表示やシステム監視を1台でコントロールすることもできる。
信号を分配するには、「VE500」が必要。ソースデバイスはVE500のトランスミッタ(VE500T)に、スピーカーやモニタはレシーバ(VE500R)にそれぞれ接続し、カテゴリ5eケーブルを使って「VM0808T」に各ユニットを接続する。この構成で、オーディオ/ビデオ信号は最大で300mまで延長できる。
入出力の切り替えや本体の設定は、ローカルだけでなく、リモートアクセスからでも操作が可能。
税別価格は、「VE500T」が2万2000円、「VE500R」が2万5000円、「VE500RQ」が3万3000円、「VM0808T」が22万円。
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