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富士通、次世代ICT教育のための基盤構築、総務省の実証実験事業で
2011/01/26 10:21
「フューチャースクール推進事業」とは、次世代のICT教育のために、先進的な情報システムを構築して、学校現場へのICT技術導入に関する課題を抽出・分析するための実証研究を行うもの。全国10校の公立小学校を対象に、「教育クラウド」と呼ばれる環境を構築し、その評価・検証を行う。実証校は10年10月に実証研究を開始し、その一環として11年1月末から2月末にかけて公開授業を実施する計画だ。
実証実験では、デジタル教材(教科書)やポータルサイト、ICTサポートなどを一元的に提供する「協働教育プラットフォーム(教育クラウド)」を核としたICT環境を構築。全児童1人1台のタブレットPCや「インタラクティブ・ホワイト・ボード」と呼ばれる電子黒板などのICT機器を用いた授業などを実践する。
富士通と富士通総研がインフラ構築を手がけた5校は、愛知県大府市立東山小学校、大阪府箕面市立萱野小学校、広島県広島市立藤の木小学校、徳島県東みよし町立足代小学校、佐賀県佐賀市立西与賀小学校の5校。(木村剛士)
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