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日立製作所、中国「広州ナレッジシティ」構築協力で合意、日系では初
2011/01/24 10:21
広州ナレッジシティは、2009年2月に中国広東省とシンガポール政府が建設に合意した次世代都市であり、KCACとシンブリッジがプロジェクトを企画・運営している。研究開発やクリエイティブ産業、教育機関、ヘルスケア、情報技術、バイオテクノロジー、新エネルギーを含む環境技術や先端技術をもつグローバルな企業を誘致し、高度な人材を集めることによって、新たなビジネスを創出し、経済を循環させ、持続的な発展を目指すことをコンセプトとしている。
広州市中心部から約35kmに位置する蘿崗区(らこうく)の広さ123km2の敷地に、2030年頃に人口約50万人の次世代都市を完成させることをイメージしているという。日立製作所と同社中国現地法人は、本プロジェクトに日本企業で初めて参画する。
具体的には、日立は広州ナレッジシティで、エネルギーマネジメント、再生可能エネルギー、ITプラットフォーム、次世代交通などの分野でのソリューションの提供に向けた開発拠点の設立を予定。拠点の設立と開発・実証について、KCACとシンブリッジからサポートを受ける。(安藤章司)
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