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IDC Japan、UC関連のユーザー調査、IP会議システム導入率が上昇
2011/01/24 10:21
調査は、2010年8月に、従業員10人以上の企業、820社に対して実施。その結果、VoIP関連システム・サービスを自社の音声基盤として利用しているユーザー企業は全体の55.6%で、1年前の調査結果からほほ横ばいだった。
一方、その基盤で動作するユニファイドアプリケーションの導入率は、09年調査と比較して上昇している。とくに電話・ウェブ会議やビデオ会議を含む「IP会議システム」は、27.8%の企業ユーザーが導入していると回答し、2009年調査と比較して8.6ポイント増加した。
IDC Japanの眞鍋敬ソフトウェア&セキュリティリサーチマネージャーは、「UCベンダーと販社は、生き残りを賭けた戦略転換が必要だ。ビジネスイノベーションを喚起する提案、モバイルシステムやソーシャルメディアとの連携が必要」と分析している。(木村剛士)
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