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クリックテック インメモリ型BIツールの販売好調 マーケ強化で知名度を高める

2011/01/06 10:22

週刊BCN 2011年01月03日vol.1364掲載

 BIツールを開発・販売するクリックテック・ジャパン(垣田正昭社長)が、日本市場の開拓に力を入れている。日本法人は2010年1月に設立。アシストなどのパートナーを通じて製品を販売しており、これまでに140社への導入と、好調な実績をあげている。

垣田正昭社長
 従来のBI製品は、設計段階からどの情報をどう分析して見せるかを定義するシステムのため、分析の自由度も低かった。クリックテックが開発した「QlikView」はインメモリ型連想技術を採用したBIツールだ。データウェアハウスやOLAP(Online Analytical Processing)キューブを構築する必要がなく、ユーザーは自由にさまざまなデータを活用して、柔軟で高速な分析ができる。垣田社長は「製造業や小売業、通信業など幅広い業種で使うことができる。潜在マーケットを掘り起こしていきたい」と意気込む。同社は、マーケティングに注力し、製品の知名度をより高めたいとしている。(鍋島蓉子)
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