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エプソン、プロジェクター「Offirio」から学校向けの新製品、電子黒板機能で直接書き込み
2010/12/15 10:21
3000ルーメン以上で明るく、16Wのスピーカーで音声もしっかり
「EB-925」「EB-910W」「EB-900」は、昼間の明るい教室でも、くっきり投写できる明るさと、教室の後ろの席まで音声がしっかりと聞こえる16Wのスピーカー、マイク入力端子を備える。歪みを自動で補正する「タテヨコ台形歪み補正機能」を搭載。USBケーブルで映像と音声を転送する「USB ディスプレイ」や、すぐに投写をスタートできる「ダイレクトパワーオン」、クールダウンなしで片付けできる「ダイレクトシャットダウン」などに対応する。高い位置への投写ができるロングフットの単脚を装備する。3LCD方式で、コントラスト比は2000:1。
「EB-925」は、明るさ3500ルーメン、リアル解像度はXGA、重さ約3.3kg。実勢価格は15万円台後半の見込み。「EB-910W」は、明るさ3200ルーメン、リアル解像度はWXGA、重さ約3.2kg。実勢価格は15万円台後半の見込み。「EB-900」は、明るさ3000ルーメン、リアル解像度はXGA、重さ約約3.1kg。実勢価格は13万円台後半の見込み。
そのほか、「EB-900」に小型・軽量の書画カメラ「ELPDC06」をセットにする「EB-900V」と、電子黒板ユニット「ELPIU02」をセットにする「EB-900T」をラインアップする。
「EB-900V」は、書画カメラ「ELPDC06」をUSBケーブルでつなぐだけで、PC無しで実物投映ができる。実勢価格は17万円台後半の見込み。
「EB-900T」は、電子黒板ユニット「ELPIU02」をセットすると、投写面上で、付属の電子ペンをマウスとして使用するPC操作や、文字や図形の書き込みなどができる。実勢価格は21万円台後半の見込み。「ELPIU02」単体の実勢価格は9万円台後半の見込み。
壁掛け短焦点モデル、電子黒板機能で投写面上に直接書き込み
「EB-465T」「EB-455WT」は、壁掛け専用の短焦点モデル。真上からの投写によって、投写面の前に立つ人の影ができにくく、まぶしくない。電子黒板機能が進化。投写面上で付属の電子ペンをマウスとして使ってPC操作ができるほか、専用ペンツールソフトを追加すれば、電子ペンを使って投写面上に直接文字や図形などを書き込むことができる。
投写面の操作アイコンは、教育現場の意見を反映し、直感的にわかりやすくした。3LCD方式で、コントラスト比は2000:1。12Wのスピーカーを搭載する。重さは約5.8kg。
「EB-465T」は、明るさ3000ルーメン、リアル解像度はXGA。実勢価格は22万円台中盤の見込み。「EB-455WT」は、明るさ2500ルーメン、リアル解像度はWXGA。実勢価格は21万円台後半の見込み。
発表会でエプソン販売の中野修義・取締役 販売推進部長は、「プロジェクターは黒板サイズに投影でき、すべての生徒が見やすい。また、持ち運んで使うことができるので、テレビよりも学校で使う大画面装置として適している。当社は、見るだけの大画面ではなく、使うことのできる電子黒板をプロジェクターで提案し、教育の情報化――ICT化をサポートしていく。新製品の電子黒板機能内蔵モデルとしては、壁掛けタイプと既存のプロジェクターにセットするユニットタイプを用意した。予算や環境に合わせて選んでほしい」と語った。
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