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日本サムスン、PCoIP対応の液晶一体型仮想化ゼロクライアント
2010/11/25 10:17
「NC190/NC240」は、OSやドライバーソフトを搭載しないゼロクライアントの仮想パソコンながら、パソコン並みの描画パフォーマンスを実現。PCoIP技術を採用し、ハードウェアエンコーディングやディコーディングによる迅速な圧縮データ転送と、広帯域の確保のよるビデオアプリケーションへの最適化を可能にしている。
転送データは中央サーバーで管理記憶し、クライアント側に記憶媒体を搭載しないことで、不正コピーや情報漏えいを防止する。画面の最大解像度は、「NC190」が1280×1024ピクセル、「NC240」が1920×1080ピクセル。
「NC190/NC240」の主要ターゲットは、セキュリティのニーズが高い金融機関や政府関係機関に加え、CADなどを使用しているグラフィック業界だ。サムスンは、「他社にないモニタを含めた一体型ソリューションが訴求ポイント」(DMAチームの飯島豊次長)として、市場開拓に取り組む。(ゼンフ ミシャ)
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