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ブルーコート、「PacketShaper」事業拡大へ
2010/11/19 10:17
同日、ウェブアプリケーションやコンテンツを素早く認識するURLカテゴリー別分類機能を追加したソフトウェア「PacketShaper ソフトウェア 8.6」を発表。これを商材に、主要ターゲットの金融や公官庁ユーザーとの関係を強化するほか、ターゲットを範囲を広げながら、新規ユーザーの獲得を目指していく。
同社は、今年半ばから「PacketShaper」に本腰を入れ、本社にPacketShaper事業部を新設した。10月に、数十年のマネジメント経験をもつトム・シェイ氏が新部署のトップに就任。シェイ・ゼネラルマネージャーの下で、米国市場だけでなく、グローバルでの事業拡大を方針に掲げている。
シェイ・ゼネラルマネージャーは、「日本は当社にとって非常に重要な市場だ。今年、大手銀行などが『PacketShaper』を導入するなど、事業が順調に伸びている。これらを基盤として、今回の新商品の投入やチャネルパートナーとの関係強化などで、2011年はさらなる拡大を狙う」と意欲を示す。
「PacketShaper ソフトウェア 8.6」は、約7000万人に上る同社ユーザーのコミュニティを利用した「WebPulseクラウド」を採用し、新たなアプリケーションやコンテンツをリアルタイムで認識する機能などをもつ。独自性を前面に押し出すことで、競合他社との差異化を図っていく。(ゼンフ ミシャ)
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