キヤノン(内田恒二社長)、キヤノンマーケティングジャパン(川崎正己社長)の5年に1度の製品内覧会「Canon EXPO Tokyo 2010」が東京・グランドプリンスホテル新高輪で開幕した。期間は11月10日から12日の3日間。会場内では「くらし」「環境」「しごと」「あした」の4テーマで、同社の手がけるカメラなどの映像機器、プリンタ、医療機器や環境配慮技術、企業向けソリューション、そして現実空間にバーチャルな物体を融合させるMR(ミクスト・リアリティ)などの最新技術を展示。実際に体験できる製品や技術も多く、来場者は説明員の話に熱心に耳を傾けていた。
初日の10日は、キヤノンの御手洗冨士夫会長、内田恒二社長、キヤノンマーケティングジャパンの村瀬治男会長、川崎正己社長によるオープニングセレモニーが開催され、建築家の平田晃久氏らが参加しキヤノンのデジタルイメージング技術を組み合わせて作られた作品をライトアップし、開幕を祝った。(鍋島蓉子)
オープニングセレモニー。左から内田恒二社長、御手洗冨士夫会長、村瀬治男会長、川崎正己社長
カメラや電卓、プリンタのデザイン図と参考出展の製品 ダンサーをモデルに写真撮影を体験 最新医療機器やAED装置を展示。AEDは実際に体験できる 「しごと」では企業向けソリューションを展示
「あした」ではキヤノンの保有する最先端の技術を紹介
人気を集めていたMR。体感して楽しめる展示物が目白押しだ
初日は12時のオープン。来場者が続々と詰めかけた