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サイオステクノロジー 中国ビジネス本格立ち上げ 主力ソフト製品の拡販図る
2010/10/21 10:17
週刊BCN 2010年10月18日vol.1354掲載
岩尾昌則董事長 |
北京のSIerの中能華貿(北京)科技や、上海に本社を置くディストリビュータの海拜服実業発展(BSG)、大手SIerのデジタル・チャイナ・インフォメーション・システムなど、およそ15社とパートナー関係を構築している。販社によっては、サイオス現地法人のスタッフが常駐する形で販売を支援。パートナーとの関係緊密化に努めている。また、ディストリビュータを経由して、中国のデルにクラスターやバックアップソフトを納入。デルは、顧客の要望に合わせて、自社サーバーにサイオスのソフト製品を組み込んで販売している。
販売パートナー向けのセミナー活動にも積極的に取り組む。今年7月の上海を手始めに、南京、厦門(福建省)で開催。10月以降も毎月、定期的に行う予定だ。今後は内陸部でも開くことを検討している。「中国地場のSIerやディストリビュータに向けた販売支援を、これまで以上に強化していく」(中国現地法人の岩尾昌則董事長)と販売チャネルの拡充に力を入れる。
業績面では、まだ、販促費などの費用が利益を上回る。だが、向こう2年程度で、中国ビジネスの単年度黒字化を目指す。(安藤章司)
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