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野村総合研究所、ネットからテレビへの誘導サービスをスタート
2010/10/14 10:17
メディア接触時間でのテレビの地位は、ネットに押されるかたちで長期的に低下傾向にあるといわれている。とくに「デジタルネイティブ」と呼ばれる若年層では、テレビよりもネット接触の時間を増やす動きが顕著だ。NRIは、「SyncList for TV」を通じて、ユーザーが興味をもつ番組を提示。テレビから距離を置くユーザーを、テレビに誘導することを試みる。
米国ではソニーがGoogle TVを発売して注目を集めているが、日本では依然としてネットとテレビの間には距離感がある。「SyncList for TV」でテレビコンテンツのおもしろさに気づいてもらうことで、ネットとテレビの橋渡し役を担う。NRIではユーザーの行動を測定し、メディア分野でのコンサルティング力の向上や、関連するシステムビジネスへつなげていきたいとしている。
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