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ヤフーとIDCフロンティア、福島県白河市にDC建設、2012年3月の竣工予定
2010/10/08 10:17
「新白河データセンター」は、ヤフーグループのデータセンター(DC)構想の一翼を担うDC。グループ内のインターネットサービスやコロケーションサービスを提供していく。敷地面積は約2万5000m2。延床面積は、管理棟含む第1棟が約8200m2で、第2棟から第6棟が約3万6200m2となっている。
大規模な外気空調方式を取り入れている「アジアン・フロンティア」(北九州)で得られたノウハウをもとに、建物形状と空調設備を改善。空気の搬送抵抗の極小化と空調設備の冷却電力を抑えた。年間を通じて90%以上の外気利用が可能になったという。
このほか、給電システムのエネルギー効率を追求。無停電電源装置(UPS)でエネルギーロスを減らし、空調電力の削減効果と合わせてPUE値1.2以下を実現できるという。
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