ニュース
ソフトエイジェンシー アンケートシステムの多言語対応を強化
2010/09/30 10:17
週刊BCN 2010年09月27日vol.1351掲載
ノウハウをアンケートインフラに生かす
立岡佐到士 代表取締役 |
今回、ユーザーである国の外郭団体の要望により、タイ語、インドネシア語、ベトナム語の3言語に対応し、計14か国語をアンケートで利用できるようにした。「あくまでもSaaSとして提供し、顧客からの要望はカスタマイズというかたちでその顧客独自に対応することもあるが、広くあまねく利用してもらえるように、要望はすべて標準的な機能を組み込んでいく」(立岡代表取締役)という。
自由設問の翻訳は利用者自らが行うことになるが、デフォルトの質問(予め設定されている問い)やエラーメッセージなどについては、すべて翻訳されている。また、西暦とは別に、仏暦を主に採用している国があることから、仏暦、西暦の自動変換ができるようにした。多言語で実施したアンケートについては、一つのデータベースで一括統計を取ることも可能だ。
最近は、ウェブサイトでの消費者アンケートだけではなく、社内向けの労働環境改善やメンタルケアのための意識調査、コンサルティング会社による社内調査、またセミナー受付など、多様な用途で使われている。「こちらが想定する用途とは異なる、多様な使い方がされていることから、回答の内容に重みづけができるチャートやe-ラーニングに近い機能など、ノウハウを蓄えて、アンケートのインフラ屋として要望に応えていきたい」(立岡代表取締役)という。(鍋島蓉子)
- 1
関連記事
ソフトエイジェンシー セキュアサーバーアプライアンスのVA版提供 PCI DSS対応、クラウドでのデータ保護も実現