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インパーバ・ジャパン NRIセキュアとMSSP販売代理店契約
2010/09/24 10:17
週刊BCN 2010年09月20日vol.1350掲載
セキュリティサービスにWAF追加
長坂美宏 Japan General Manager |
昨今、ウェブのぜい弱性を突く攻撃が増加し、WAFへの関心が高まっているものの、導入・運用の複雑さや製品が高額であることから導入をためらうユーザー企業も多い。
NRIセキュアは、ウェブセキュリティの専門会社として、以前からウェブアプリケーションのぜい弱性診断サービスを手がけるなど、セキュリティに関して高度のノウハウをもっている。インパーバとNRIセキュアの両社は、製品の販売だけでなく、付加価値サービスを組み合わせることで、これまでキャッチアップできていなかった顧客に拡販を進める。
両社は、共同セミナーの開催などにより、WAFの重要性を啓発するとともに、WAFを導入していない先に対して提案を行っていく。
インパーバは今後、「SecureSphereXシリーズ」を利用して、独自にMSSP事業を展開するパートナーと製品販売を手がけるパートナーとの協業を推進していくことで、WAF導入のネックとなっている設定・運用の複雑さを解消。「国内売り上げのうち、MSSP形態での提供比率を20%までに引き上げたい」(インパーバ・ジャパンの長坂Japan General Manager)考えだ。
「Imperva SecureSphereXシリーズ」はインラインブリッジにより、ユーザー企業のネットワーク変更が不要。モニタリングによる自動学習機能で、適切なポリシーを容易に設定できるので、導入・運用コストの削減につながる。また、一つのきょう体でウェブアプリケーションデータベース、ファイルのセキュリティを同時に実現することで、外部および社内からの脅威を防御できるのが特徴。これまでに国内で150社への導入実績をもっている。(鍋島蓉子)
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