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中国ソフトウェア産業協会(CSIA)、情報サービス市場規模で日本を抜く見通し
2010/09/14 10:17
CSIAの陳冲理事長は、「2010年1-7期の売上高は7100億元と順調に推移しており、前年と同等の成長が期待できる」と、成長に手応えを感じている。2009年の売上高は前年比25.6%増の9513億元(約12兆4000億円)と大幅に伸張している。リーマンショック以降の一時期は、成長の鈍化が懸念された中国の情報サービス産業だが、いち早く回復基調に入り、高い成長率を維持している格好だ。2011年も同等の成長を持続すれば、1兆5000億元(約19兆5000億円)規模となり、日本を追い抜くことになる。
懇談会では、中国の情報サービス産業の市場規模は、向こう10年で10兆元(130兆円)に拡大するとの見方が示された。日本の情報サービス業界にとって、有望市場へ成長することが期待されている。仮に日本の情報サービス業界が中国で10%のシェアを獲得できたとすれば、2020年には中国だけで13兆円の売り上げを得られる計算になる。JISAの浜口友一会長は、「日本の情報サービス産業がグローバル化し、成長を持続させるうえで、中国市場は極めて重要」との認識を示した。
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