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アプレッソ、Salesforce.com向けセータ連携アダプタの機能を強化
2010/09/10 10:17
アプレッソは、自社内のシステムとクラウドサービス「Salesforce CRM」「Force.com」との相互連携利用を、短期間で柔軟に実現するDataSpiderの「Salesforceアダプタ」を提供している。
Salesforceとの連携アダプタによって、既存システムからクラウドへのデータ移行やSalesforceのデータの参照、データ受け渡しの操作が簡単にできるようになった。新たに、Force.comの「WebService API18.0」や「Bulk API」に対応したことで、さらに簡単で迅速なデータ連携が可能になる。
レコード更新時にSOAPメッセージにCSV/XML形式のファイルを添付し、サーバー側でファイルをローディングして非同期にデータ更新を行う「BulkAPI」で、更新頻度の増加と高速処理を実現した。
また、Salesforce内のデータにアクセスするためのクエリ言語「Relationship-Query」を用いたデータ読み取り機能を追加し、関連のあるレコードを一度に取得できるようになった。クエリを複数回発行しなくても簡単に呼び出し、連携の実装工数を削減する。
「Force.com」の更新結果を、行単位で詳細に取得できるようにした。例外発生時のエラー情報はコンポーネント変数で取得可能になり、さまざまなハンドリングを考慮した処理を構築できる。UNDO/REDO機能の追加など、開発を考慮して機能を向上している。
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