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日立システム、携帯電話から社内Webシステムを操作できるソリューション
2010/09/08 10:17
「モバイルウェブアクセスソリューション」は、携帯電話やスマートフォンに特別なソフトウェアを組み込むことなく、社内Webシステムに接続できる「モバイルウェブアクセス」をベースにしたソリューション。これにより、主要携帯電話3社(NTTドコモ、au、Softbank)の携帯があれば、通常のサイトを閲覧する感覚で簡単に社内Webシステムに接続できる。
パケット通信方式を利用しているため、各携帯電話会社の定額サービスを利用することで、どれだけ利用しても通信費を定額にすることが可能となる。また、日立システムが取り扱っているArray APV、SPX、DesktopDirectを環境に合わせ適切に利用することで、セキュアな通信を実現できる。
さらに、連携する社内システムとして、日立システムが提供している就業管理システム「リシテアJob」、文書管理システム「ラビニティシリーズ」および情報共有基盤「InWeave」などとの組み合わせも可能で、携帯電話やスマートフォンから社内Webシステムのメールやスケジューラの参照、ワークフローの承認などの操作が可能となる。
価格は、モバイルウェブアクセスの基本セット(1サーバー10クライアント)が52万5000円、追加クライアントライセンスが1クライアント5250円から。構築サービスおよびカスタマイズサービスは個別見積。サポートサービスは年額10万5000円から。
同社では、「モバイルウェブアクセスソリューション」を新たに携帯電話やスマートフォンと企業内システムとの連携を検討している顧客に向け、ソリューション全体で、今後3年間で約20億円の売上を予定している。
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