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プラスアルファ・コンサルティング テキスト解析技術活用した検索システム 検索エンジン市場に風穴を
2010/08/19 22:07
週刊BCN 2010年08月09日vol.1345掲載
三室克哉代表取締役。野村総研出身で、テキスト解析技術に明るい |
日本語の高度な解析技術と「見やすく分かりやすい画面が高い評価を得ている」(三室代表取締役)という。サントリーや花王、東芝などがユーザーで、大手企業を中心に約250社に導入した実績がある。
今回の「アルファスコープ」は、このテキストマイニングの技術を応用したものだ。過去に検索された単語情報などから、ユーザーが検索窓に入力した情報を関連する単語を自動表示し、「『アンド検索』の言葉が見つけにくいユーザーを助ける」(三室代表取締役)効果がある。
単純な単語表示ではなく、関連性の高い検索単語を見やすく表示する画面が特徴で、通常の検索エンジンと差異化した。また、「ある単語で検索した人には、次はこの単語で検索させて、この商品ページに誘導したい」といった要望にも応えられる機能を付加し、コンバージョン率を引き上げることも可能だ。初期費用は200万円で、月額利用料金は15万~30万円。
プラスアルファ・コンサルティングはこれまで直販でユーザーを増やしてきたが、今後についてはパートナーを経由した間接販売も計画。ウェブ制作会社やCMSツールベンダーとの連携を念頭に協業体制を確立する考えだ。(木村剛士)
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