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RDXストレージアライアンス 日本市場でRDXの普及を図る 日本語サイトなどでメリット訴求
2010/08/19 22:07
週刊BCN 2010年08月09日vol.1345掲載
エグゼクティブ・ディレクターの カール・チェン氏 |
「ワールドワイドでは、マーケットが拡大している。今年は、昨年と比べ1.5倍以上のマーケットサイズになる見込みがある」と、RDXストレージアライアンスでエグゼクティブ・ディレクターを務めるカール・チェン氏は力説する。ある調査会社によれば、ワールドワイドでの市場規模は2010年に2億1400万ドル。2013年には4億2700万ドルと、今年の2倍以上に膨れ上がるとの予測がある。
一方、日本では「マーケットが立ち上がったばかりということで、現段階ではまだ規模は小さい」と認識。ワールドワイド全体の5%程度という。ただ、テープや紙などでデータを物理的に保管しておくケースが多いことや、SMBの数が多いといった点などで、「日本は大きな可能性をもっているマーケットだ」と断言している。
日本市場でベンダーの事業拡大を見据え、RDXストレージアライアンスではライセンスメーカーをはじめとして、サーバーメーカーやバックアップソフトメーカー、SIerなどに対して有益な情報を提供するための場を設けた。「ワールドワイドの導入事例を話したところ、参加企業は少なからず事業拡大の可能性を認識したのではないか」とみている。また、日本語対応のコミュニティサイトを提供開始。日本の市場規模については、「近くワールドワイド全体の10%に達する。将来的には15%程度までは高まる」と期待している。(佐相彰彦)
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