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ミツイワ、クラウドを利用したSaaS型の情報流出防止サービス
2010/08/16 10:16
「SafendLive」は、イスラエルのSafend製エンドポイントセキュリティソリューション「Safend」の機能をクラウドで提供するSaaS型サービス。申し込みからサービスの利用開始まで数日間という短期間を実現し、契約は、1クライアント(PC)から可能という柔軟な契約形態となっている。
SafendLiveエージェントソフトを、クライアントPCにインストールすることで、USBメモリ、外付けHDD、DVDなど外部デバイスへのファイルの書き出しや読み込みを監視し、必要に応じて警告や禁止を行い、情報の流出を未然に防止する。また、デバイスの使用状況のログを収集し、コンプライアンスへの対応を行うことができる。さらに、IETF(インターネット技術の標準化機構)が推奨している強力な暗号形式である「AES256bit」を使って内蔵HDDの暗号化が可能で、万一の紛失や盗難時にも情報の流出を防止する。
税別価格は月額500円から。初期費用は10万円、基本サービス料は月額1万8000円から。同社では、「SafendLive」のSaaS提供と、従来の通常ライセンス版「Safend Data Protection Suite」の販売をあわせて、情報漏えい対策ソリューションを強化し、今後3年間で5億円の売り上げを目指す。
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