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シスコとネットアップ、FCoEを仮想化環境向けに提供、「VMware」でDC最適化へ

2010/08/03 10:17

 米シスコシステムズと米ネットアップは、仮想化関連製品「VMware」を活用した仮想環境向けのFCoE(ファイバー・チャネル・オーバー・イーサネット)を発表した。FCoE関連の製品・サービスの強化でデータセンター(DC)の最適化を追求していく。

 エンドツーエンドで仮想化環境のFCoEに対応している点で、業界初の試み。必要なデバイスとケーブルの数を削減し、DCの統合化や仮想化、自動化を促していく。仮想化に対応していくうえで、シスコのDC向けスイッチやNetAppのストレージ製品などは、VMwareの認定を受けている。

 シスコとネットアップ、VMWareの3社は、仮想DCの最適化を図る製品・サービス創造を目的に、今年1月に長期的協業を開始。協業後は、アーキテクチャを共同で設計、製品提供に向けた互換性検証などを進めていた。
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外部リンク

シスコシステムズ=http://www.cisco.com/web/JP/

ネットアップ=http://www.netapp.com/jp/

ヴイエムウェア=http://www.vmware.com/jp/