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日立情報、特定業種・業態向け基幹業務パッケージのSaaS型サービス
2010/07/30 10:13
「TENSUITE Sシリーズ」は、特定の業種・業態向けに機能を特化した「TENSUITE」の低価格モデル。今回のSaaS型サービスは、同社のデータセンターで運用管理するサーバー内に構築した仮想PC環境に、「TENSUITE Sシリーズ」の個別受注生産モデルをセッティングし、常にネットワーク経由でパッケージを利用するサービス形態となっている。
これにより、製造業のユーザーはインターネットに接続できる環境とPCさえあれば、申し込みから最短3日で基幹業務システムを利用可能となる。また、OSやアプリケーションへのパッチ適用やウィルス対策などは同社が行うため、サーバーの運用管理やセキュリティ対策などの負担がなくなり、本来の業務に専念できる。
価格は、パッケージの使用料や仮想PC環境の利用料、保守料、セキュリティ対策などの運用費をすべて含めて、1ユーザー月額3万8850円から。同社では、今回の「個別受注生産モデル」に加え、順次「繰返し生産モデル」、「ファブレス生産モデル」などラインアップ強化を図り、今後3年間で100社以上に対するサービス提供を目指す。
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