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米IBM 「ISVの世界進出支援」を表明
2010/07/22 22:05
週刊BCN 2010年07月19日vol.1342掲載
担当バイスプレジデントが明らかに
マーク・ハニー バイスプレジデント |
支援内容は、三つに区分できるとハニー・バイスプレジデントは言う。(1)トレーニング(2)テクニカルサポート(3)営業・マーケティング支援がそれだ。先進技術やIBMの新製品を迅速に活用するための技術力アップを支援し、ISVの販売本数拡大に必要なPR活動をサポートする。「この地道な活動を全世界で継続・強化させることが重要」とハニー・バイスプレジデントは力説する。
グローバルで共通の支援プログラムを推進するだけでなく、「地域に根づいた取り組みも必要」(ハニー・バイスプレジデント)との考えから、日本市場独自の支援策を継続・強化する方針も示している。
同様のプログラムは、オラクルなど競合ベンダーも手がけているが、ハニー・バイスプレジデントは、他社にはないIBMとつき合うことのメリットを、「日本のISVが開発した製品は非常に完成度が高く、世界で通用するソフトが多い。IBMがもつ各現地法人とのネットワークを生かして、優れたソフトは他国で販売できる仕組みもある」と話す。
ハニー・バイスプレジデントは、日本IBMとISVの関係は「世界的にも良好で、大変満足している」としながらも、今後は、IBMが提唱するコンセプト「SmarterPlanet」のISVへの浸透、そして世界進出支援を武器に、ISVとの関係強化を図る姿勢を鮮明にしている。(木村剛士)
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