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日本ユニシス、信金向け為替業務の代行サービス、自社施設に新センター設置
2010/07/20 10:13
北海道OSセンターは、信用金庫の勘定系システム向け共同利用型アウトソーシングセンターで、2003年1月に稼動開始。札幌信用金庫や室蘭信用金庫など、合計六つの信用金庫向けに、勘定系システム「SBI21」の共同利用型サービスを提供している。
このインフラをベースに、営業店の後方事務を集中的に処理する「事務集中センター」を開設。新センターを活用した新サービスとして、まずは繁閑の格差があり、要員負担の大きい為替エントリー事務を代行する「為替アウトソーシングサービス」を開始した。
新サービスは、従来各金庫のスタッフが行っていた為替振込依頼のエントリーから、ベリファイ(照合)、確認、勘定系ホストへの送信までの為替エントリー事務をすべて受託する「フル・アウトソーシングサービス」をラインアップ。また、為替OCRシステム(沖電気工業製)を共同利用しながらエントリー事務は自営で行う「ハウジングサービス」も用意する。
10年4月から札幌信用金庫、室蘭信用金庫の業務受託を開始し、8月からは空知信用金庫からも業務受託を予定している。6月からは、旭川信用金庫にハウジングサービスを提供開始している。
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