ニュース
富士通、「PCクラスタ性能検証センター」を開設、解析効率の向上へ
2010/07/06 10:13
検証センターでは、ものづくりに必要な解析・シミュレーションのアプリケーションを提供するベンダーと共同で、同社の最新ハードウェアとアプリケーションの動作や性能を検証。検証結果を随時公開していく。これによって、ユーザー企業は流体解析、電磁波解析、衝突解析、落下解析、構造解析などに最適なシステムを導入できるようになる。
最近は、製造や化学、金融などの業界で、CAEや解析、シミュレーション、コスト削減、開発期間の短縮、環境負荷低減などの点から、流体解析、電磁波解析、衝突解析、落下解析、構造解析などのアプリケーションを活用したPCクラスタシステムの導入企業が増大している。一方、処理量の増大に伴い、システム導入や運用負荷の増大、解析効率の低下が課題になっている。この状況を踏まえ、富士通は動作・性能の検証センターを開設した。
- 1
関連記事
富士通、JAISTにプライベートクラウド構築、「PRIMERGY BX920」で一元管理
富士通、山本執行役員常務の社長昇格で緊急会見、選定の経緯などを説明