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エンカレッジ・テクノロジ、NTTデータの基幹システム運用業務を支援
2010/07/02 10:13
「INFOGRID」は、会計や経営分析、調達、人事給与などの業務プロセスについて、06年4月にサービス提供を開始したNTTデータの基幹系情報システム群の総称。NTTデータでは、「INFOGRID」のサービス開始当初から、システム操作に関する統制として、システム操作の申請と事前承認、作業終了後の承認までの運用ポリシーを策定し実施していた。しかし、これらは大部分が人による手作業だったため、多くの作業工数を要していたほか、作業内容の確認についても人によるものだったという。
エンカレッジ・テクノロジでは、他の顧客も同様の課題を抱えていることから、システム操作の点検監査を自動化し、監査の標準化やコスト削減を実現する製品の開発を提案し、NTTデータの協力を得て開発。09年7月に「ESS AutoAuditor」を発表するとともに、NTTデータの「INFOGRID」に採用された。
導入後、システム操作の申請と事前承認、作業終了後の承認までのワークフローは、「ESS AutoAuditor」によって電子化・自動化し、大幅な工数削減を実現した。また、「ESS REC」により記録された操作ログの自動チェックによって、作業内容確認の統制レベルの均一化を実現した。
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