ニュース
フォーティネット パートナー向けイベントを開催 ソリューションの拡販を訴える
2010/06/10 10:13
週刊BCN 2010年06月07日vol.1336掲載
新免泰幸社長 |
さらに、電子メールセキュリティの「FortiMail」、クライアント保護の「FortiClient」、モバイル保護の「FortiMobile」、データベースセキュリティ製品の「FortiDB」など、海外で実績のあるさまざまなソリューションを国内に投入し、エンド・トゥ・エンドのセキュリティソリューションとして、ニーズを掘り起こしていく構えだ。
一方で、「FortiGate」におけるクラウド型のログ分析/レポーティングサービス「FAMS」のアプローチを開始している。新免社長はパートナーに対して「皆さんと一緒に、市場に製品を浸透させることができると確信している。われわれはどうしてもオフィスのある東京に偏りがちだが、皆さんの地元でも一緒に仕事をし、地域マーケットで何が必要とされているか、どの業種にビジネスチャンスがあるのか、情報を交換しながらニーズをくみ取りたい」と語りかけた。ディストリビュータやリセラーとの関係を強化することで、エンドユーザーの満足度につなげていく方針だ。
今年は新たにパートナープログラムをスタート。当初はつき合いの深いパートナーに参加を促し、来年からは本格的にパートナーの募集を開始する予定としている。
イベントでは、今年4月にマイナーバージョンアップした専用OS「FortiOS 4.0 MR2」や新製品のUTMアプライアンス「FortiGate-1240B」「FortiGate-200B」の紹介、ログ管理製品「FortiAnalyzer 4.0 MR2」や「FortiGate」の集中管理製品「FortiManager4.0 MR2」のほか、「FAMS」の説明などを行った。5月21日開催の東京でのイベントは、100人を超えるパートナーが訪れ、盛況だった。(鍋島蓉子)
- 1