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北電情報システムサービス テレビ電話で地域産業を支援 SaaSやP2Pなど最新技術を駆使
2010/05/27 10:13
週刊BCN 2010年05月24日vol.1334掲載
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中村聡志・副課長 |
対面型オフィス間連携システムは、次世代インターネットプロトコルで、現行プロトコルよりセキュアな通信が可能なIPV6への対応を想定して開発した。商用版の「TAIMEN」ではIPV6の普及が遅れていることから実装を見送ったものの、「技術的な対応は可能」(北電情報システムの中村聡志・IPソリューショングループ技術チーム副課長)という。また、現在は月額契約のみのサービスメニューだが、今期(2011年3月期)の早い段階で、オンデマンド方式に対応する予定。ユーザーは、使いたい時に利用でき、使った分だけ料金を支払うオンデマンド方式での利用が可能になる見込みだ。
販売にあたっては、ITベンダーや事務器系販社、医療・福祉ベンダーなどから販売代理店の引き合いが来ている。北電情報システムでは、仮想専用サーバーのサービスと同様の販売代理制度を「TAIMEN」でも構築していくことで、拡販につなげる方針。今年度末までには60契約、450IDの獲得を見込んでいる。(安藤章司)
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