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BCN上海セミナー、対中投資は増加、知財権保護が心配、志村JETRO上海代表
2010/05/27 10:13
志村代表は、「昨年8月に潮目が変わり、日本企業の対中投資が増えてきている。中身を見ると、自動車などの工場を設立するということではなく、R&Dやサービスなど、投資の内容が変わった。再び、中国市場への注目が高まった」と、市場の高まりと世界的な注目を語った。
JETROが会員の日系企業に調査したところによると、新規ビジネスを検討している国として7割(複数回答)以上が「中国」を挙げている。そして、中国に進出するとき、ビジネス上のリスクや問題点として「知的財産権の保護に問題がある」と6割弱が考えているという。志村代表は、私見として「中国には、目に見えないモノに対価を払わない風潮がある」と注意を促した。(谷畑良胤)
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