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ブイキューブ、ウェブ会議サービスなどのブランド名を変更、海外事業も加速
2010/05/17 10:13
ウェブ会議システム市場が急拡大しているなかで、グローバルでビジネスを拡大するには、社名と同じサービス名に変更するほうが効果的と判断した。間下社長は、「『nice to meet you』は約6年活用してきたサービス名だが、名前が長いのと柔らかいイメージを与えがちで、プロモーションしにくかった面があった。また、当初は当社のサービスメニューの一つに位置付けていたが、今は『V-CUBE』に特化しているので、社名とサービス名を統一するのが適切と判断した」と説明する。
また、名称変更とともに、海外事業を強化する方針を示した。すでに米国とマレーシアに現地法人を設置しているが、今後はアジア圏を中心に進出を図る。「シンガポール、タイ、ベトナムで商談が進んでおり、中国も視野に入れている。近々、何らかの発表ができるだろう」と、小林敦・執行役員は語っている。
ブイキューブは、ウェブ会議やオンラインセミナー、映像配信システムなどを自社開発・販売するITベンチャー。「誰でも容易に操作できる使いやすさや、PCにインストールが不要で、MacやWindows、Linuxに対応する導入のしやすさなどで高い評価を受けている」(間下社長)。シード・プランニングの調べによれば、ウェブ会議システム市場でトップシェアという。NTT東日本やリコー、大塚商会などが販売パートナーになっている。業績計画として、2011年に売上高30億円と定め、そのうちアジアで5億円規模を売り上げる目算を立てている。
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