ニュース
日立情報と日立化成、超小型の金属対応RFIDタグを共同開発
2010/05/13 10:13
今回、日立情報と日立化成は、日立情報の金属対応技術と日立化成のチップ実装技術などを駆使し、共同で小型化に取り組んだ結果、従来の金属製タグに比べ大幅な小型化(従来比:約1/28、サイズ:4×6×3mm)を実現した「金属対応小粒タグ」を開発した。これにより、ドライバーの軸など、より小さな工具や金属部品へのタグの埋め込みが可能となった。
今後、両社は、「金属対応小粒タグ」と関連ソリューションの提供により、電力設備点検や交通インフラ設備管理のほか、各種金属加工製品のトレーサビリティ用途、偽造防止などのRFID市場開拓を、日立グループ各社とも連携をとりながら推進していく。8月から国内を手始めに本格的な販売を開始し、海外への展開も順次実施する。12年度には、年100万個から200万個の需要創出を図る。
- 1
関連記事
<解剖!メーカー流通網>62.日立情報システムズ 専門ノウハウもつ販社網を構築 福祉・介護分野で全国約60社を展開
日立情報、クライアントPCのログ情報を収集・管理分析するSaaS型サービス
日立情報、SaaS型住民情報システムがASP・SaaS安全・信頼性の認定を取得