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NTTIT、SMB向けSaaS型デジタルサイネージを提供、初年度2000クライアント目指す
2010/05/12 10:13
「ひかりサイネージLite」は、デジタルフォトフレームなどの汎用端末を使ってコンテンツを配信するサービス。ユーザー企業が配置した端末に、ニュースや天気予報、占い、映像などを表示し、店舗や施設などが顧客への付加価値サービスとして利用することを想定している。
デジタルフォトフレームやコンテンツ配信ソフトについては、パートナーシップを結んでいるジークスが開発。販売については、NTT東日本やNTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモなど、NTTグループ各社が担当する。
同社はこれまで多機能でカスタマイズ可能な「ひかりサイネージPro」やSaaS型の「ひかりサイネージBasic」を大企業や中企業に提供してきた。今回のサービス追加で、「リーズナブルな価格帯で小規模な店舗などをユーザーとして獲得する」(久保田俊郎・メディアサービス事業部デジタルサイネージ部長)ことを狙う。
価格は1台あたりで料金を設定しており、セットアップ費用で5000円から、契約事務手数料で5000円、コンテンツの月額利用料金で2500円からとなる。デジタルフォトフレームの価格はオープンで、2万2000円前後の見込み。久保田部長は、「3年後には1万2000クライアントを目指す」と意気込みを語った。
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