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トランスウエア、クラウド型メール誤送信防止サービスを開始へ、キャンペーンも

2010/05/11 10:13

 トランスウエア(松田賢代表取締役)は、クラウド型のメール誤送信防止サービス「Active! gate SS」を7月1日に開始する。

 「Active! gate SS」は、オンプレミス型ソフトウェア「Active! gate」の機能をそのままに提供するメール誤送信防止サービス。料金は、1メールアドレスあたり月額500円(税別)から。

 設定した条件によって、送信メールを一定時間隔離・保留して「うっかりミス」を防ぐほか、メールの送信自体を拒否し、送信拒否を通知するバウンスメールも送信する。暗号化メール送信時には、添付ファイルをパスワード付きのZIPファイルに自動変換する。また、添付ファイルをメール本文と分離し、パスワードを利用して別途ウェブダウンロードさせることができる。ToやCcに一定個数以上のアドレスがある場合、Bccに強制変換する。

 サービスでは、こうしたメール保留、ファイル暗号化、ウェブダウンロード、Bcc強制変換、送信拒否、時間差配信など、複数誤送信防止のためのアプローチを、「ベーシックプラン」「アドバンスドプラン」「オリジナル運用プラン」「ファイル変換専用プラン」「Bcc強制変換専用プラン」の五つのプランで提供。自社内にメールサーバー環境をもつ企業だけでなく、メールホスティングやフリーのウェブメールを使用している企業も利用できる。

 「ベーシックプラン」は、ユーザー企業側で設定変更はできないが、申し込み後にすぐ運用が開始できる。「アドバンスドプラン」では、運用開始後はユーザーアカウントごとに設定を自由に確認・変更できる。「オリジナル運用プラン」では、仮想化専用サーバー(VPS)でユーザー企業専用のオリジナルな設定・運用ができる。

 「ファイル変換専用プラン」では、送信メールの添付ファイルを自動的にZIP暗号化して配信。2MB以上のファイルは自動的に本文と分離して、ウェブダウンロードに切り替える機能を提供する。「Bcc強制変換専用プラン」は、宛先(To/Cc)に10個以上の外部宛メールアドレスがある場合、自動的にBccに強制変換する専用プラン。

 価格は「ベーシックプラン」が初期費用5万円、月額費用1000円/1アドレス。「アドバンスドプラン」が初期費用5万円、月額費用1500円/1アドレス、「オリジナル運用プラン」初期費用10万円、月額費用2000円/1アドレス。

 また、「ファイル変換専用プラン」が初期費用5万円、月額費用500円/1アドレス、「Bcc強制変換専用プラン」は初期費用5万円 月額費用500円/1アドレスとなっている。

 「Active! gate SS」のサービス開始を記念し、2010年9月30日までの受注を対象に、各プランの初期費用を無料で提供する「初期費用無料キャンペーン」を実施する。60日間無料トライアルも実施している。
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外部リンク

トランスウエア=http://www.transware.co.jp/

「Active! gate SS」=http://activegate-ss.jp/