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日立ソフト、組み込みソフト開発環境の管理・運用をクラウドで
2010/05/07 10:13
「クラウド型組込み開発環境ソリューション」は、従来、開発者のPC上に構築されていた組み込みソフトの開発環境を、クラウドコンピュータ上に集約するソリューション。人員の増減に伴う開発資産余剰・不足の低減や、ソフトのライセンス管理に関わるコストの低減、開発ツールのバージョンなど開発環境の統一などが可能となる。そのほか、開発機器を一か所に集約して複数拠点でのソフトウェア開発や、開発情報の漏えいリスクを低減することができる。
具体的には、開発の時期に応じて増減する開発者数に合わせ、月ごとに必要な開発環境を増減することが可能になる。不必要な開発環境はいったん削除し、必要に応じて復活できる。さらに、すべての開発者にセットアップ済みの同じ環境を提供することで、環境構築の手間を省き、ツールのバージョンなど、環境不一致によるトラブルを防止する。
セキュリティでは、ローカルPCに情報を残さないシンクライアント接続で、ソースコードや仕様書などの開発データをサーバーで一元管理。情報持ち出しリスクを軽減する。
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