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イメーション 「LTO5」でテープ需要を開拓 バックアップ用途でSMBが導入
2010/04/28 10:09
週刊BCN 2010年04月26日vol.1331掲載
越中浩司エキスパート |
越中浩司・コマーシャル製品事業本部コマーシャル製品マーケティング部エキスパートは、「重要なデータを保管しておかなければならない金融機関や官公庁で、リプレース需要を掘り起こすことができる。また、放送局で映像を保存するニーズにも対応できる」としている。加えて、「最近は、SMB市場でサーバーのバックアップ用途としてテープを導入したいといった声を聞く。そのため、新規顧客としてSMBを増やせるのではないか」とみている。SMBを開拓するため、既存販路のディストリビュータ経由で拡販していく方針だ。
ディスクストレージの登場以来、テープの需要は減少しているとの見方がある。しかし、「テープ需要はなくならないだけでなく、LTO5の登場で製品単価が上がる。リプレース需要に提案できる点では、大きな可能性を秘めている」という。
しかも、同社は「メディアライフサイクルマネージメント(MLCM)」というデータ管理の最適化を図る総合的なサービスを提供しており、導入から運用、リプレース時のデータ交換、廃棄までを一貫して行っている。こうしたサービスも「テープ需要を掘り起こすカギになる」と判断している。(佐相彰彦)
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