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MIJSと中国・成都市ソフト協会が提携、中国ベンダーに販売支援も期待
2010/04/19 10:09
MIJSの内野理事長と成都市ソフト協会の程宏・常任理事が、調印式で覚書にサイン。両協会は、双方がもつソフトウェアやコンテンツなど、プロダクトや人材、技術などのリソースを相互に持ち寄り、日中のビジネス活性化を目指す。
内野理事長は「年に数回、交流会を開くなど、相互のノウハウや技術力などを持ち寄り、強力なパートナーシップを築きたい」と、成都市ソフト協会に期待を示した。また、程常務理事は「アニメやゲーム、通信関連などを含む七つの業種が集結した協会であり、研究機関とも連携している。内野理事長と今年1月に会談し、双方に利益をもたらす取り組みができると、今回の調印式に臨んだ」と述べた。
両協会は、今後、頻繁に情報交換するなかで、技術・人材・販売の具体策を検討する。ただ、成都のソフトウェア開発は、日本や欧米などから業務を受託するサービス・アウトソーシングが中心で、MIJSのようなパッケージ開発に関連するノウハウや販売支援には疑問符が付く。両協会の提携は、これまで日中間のIT産業で行ってこなかったまったく新しい取り組みに挑戦することになる。(谷畑良胤)
(詳細は5月以降の『週刊BCN』で詳報)
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