ニュース
マイクロソフト 米幹部がクラウドへの姿勢を明らかに
2010/04/08 10:12
週刊BCN 2010年04月05日vol.1328掲載
樋口社長は「最優先事業」と強調
米マイクロソフトのジャンフィリップ・クルトワ・プレジデント |
「マイクロソフトは、最も堅牢なクラウドをつくるために何十億ドルも投資してきた。4万人の従業員のうち、現在、約7割がクラウド環境をベースに仕事している。1年後には9割に達するだろう」と話し、まずは自社のクラウド利用状況をPRした。そのうえで、クラウドは新たなビジネスモデルとチャンスをつくるものの、新たな責任も生む」とし、ユーザーのプライバシー保護などセキュリティの重要性を説いた。
クルトワプレジデントとともに登壇した樋口社長も、クラウドに対する積極姿勢を鮮明に示した。樋口社長はそのなかでもパートナーとの協業体制をPR。「Exchange」や「SharePoint」などのソフトをネットワーク経由で提供する主力サービス『BPOS』でのアライアンスを引き合いに出し、「NECとは、『BPOS』を活用した企業向けPCを拡販しており、ソフトバンクBBとは、スマートフォンと組み合わせたパッケージ商品を中小企業に拡販する体制を整えた。クラウド時代になって、マイクロソフトはパートナーとのエコシステムを重視する」と力説した。
日本オラクルから移籍した西脇資哲テクニカルソリューションエバンジェリスト |
- 1