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富士通、独SAPと協業範囲拡大、BIツールのSaaS型サービスを提供
2010/04/05 10:12
「SAP BusinessObjects BI OnDemand」は、さまざまなシステムに点在する経営情報を収集・分析、共有することで、経営の「見える化」を支援するサービス。SaaS型で、2006年に販売を開始し、世界に26万人のユーザーがいる。機能の一つである「データマッシュアップ」を使えば、個々に構築した業務システムから収集した会計・受注データを、一つの業務データのようにPC画面上で閲覧し、経営分析やレポート作成ができる。
SaaS型サービスなので、ユーザーは自前でシステムを構築しなくても、インターネット経由で利用でき、ユーザーの既存クラウド・システムや外部データ、他社SaaSとの連携などが容易。また、瞬時に検索・分析が可能な「SAP BusinessObjects Explorer」の機能を標準搭載している。
両社はグローバルパートナーとして、グローバルなERP分野で協業を進めてきたが、今回、BIについても強固な連携を結び、協業範囲を拡大した。
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