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札幌・ウチダシステムソリューション、建設業向けクラウド開始へ
2010/04/01 10:13
「PROCES.S」は、建設業に特化したERPシステムで、これまで全国約300社への導入実績がある。業務規模や利用目的に応じて「PROCES.S Enterprise」「PROCES.S LitePack」「mini PROCES.S」の3シリーズを展開し、大規模から小規模まで、幅広く対応する。建設業における各業務間の処理がすべて連動するアプリケーションは少なく、道内はもとより首都圏の案件が増えている。このため、近隣地区だけでなく、遠隔地の顧客に対応するために、クラウド化を行う。
同社は2009年10月21日、札幌市内のエス・アイ・ユゥ(SiU)と北海道ウチダシステムが合併して誕生。内田洋行の完全子会社になった。クラウド化された「PROCES.S」の拡販では、内田洋行の営業部門と連携する計画だ。山下社長は「国際会計基準(IFRS)や工事進行基準を切り口に販売を展開し、『PROCES.S』の旧バージョンのリプレースをはじめ、新規顧客の獲得を目指す」と話している。
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