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日本テラデータ、DWHと流通業界向けソリューションを近鉄百貨店に導入
2010/03/05 10:09
近鉄百貨店の新システムは、独立した複数のシステム上で扱っていた顧客情報と商品情報をDWH上に集約。商品情報と顧客情報のクロス分析を可能にして、ユーザー目線に立った商品計画や営業活動を支援する。
近鉄百貨店では、「Retail Template」の導入で、日報や週報などの報告書や会議資料を全社で共通化し、日常的に閲覧できるようになった。個人ポータル機能では、売上推移などの定型情報の表示に加え、ユーザーが自分で利用したり、部下に閲覧させたりしたい分析パターンや情報をカスタマイズ登録。経営層や現場の社員は、役職や部門に応じて日常業務に必要なデータを自分のデスクトップ上でいつでも確認することできる。現在、約2000名の社員が業務に活用している。
近鉄百貨店では、新たに設置したMD統括本部がTeradataを活用して顧客の年代別や居住地域情報別の購買傾向などを分析する。近畿地方を中心に展開する13店舗の地域や顧客層に合った商品戦略・顧客サービスを実施していく。
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