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米ノベルとCSA、クラウド採用を促進するベンダー中立のプログラムを発表
2010/03/03 10:09
米ノベルとCSAが主導するのは、「Trusted Cloud Initiative」。業界内で推奨され、安全で相互運用性の高いアイデンティティ・アクセス・コンプライアンス管理の構成などを支援していく。クラウド・コンピューティングの採用を検討している企業は、自社のデータやIT資産に関するセキュリティやガバナンス、統制などの標準として参考にできる。
CSAは、クラウドコンピューティング環境でのセキュリティ上の安心感を提供するために、ベストプラクティスの活用を推進する非営利団体。メンバーとして、米ノベルのほか米マイクロソフト、米デル、米Rackspace、米ヒューレット・パッカード、米インテル、米シスコシステムズ、米マカフィー、ISACA(InformationSystems Audit and Control Association)、DMTF(Distributed Management Task Force)、米シマンテックなどが参加している。
米ノベルのアイデンティティ&セキュリティ・プロダクトマネジメント担当バイス・プレジデントであるニック・ニコルスと、米eBay社のチーフ・セキュリティ・ストラテジストであるライアム・リンチ氏が共同議長に就任する。
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