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レノボ・ジャパン 販売パートナーとの関係強化を図る 連携を加速、個別の販売支援も展開
2010/02/18 10:08
週刊BCN 2010年02月15日vol.1321掲載
留目真伸 常務執行役員 エグゼクティブ ・ディレクター パートナー事業担当 |
具体的には、従来型の支援策「プログラム・サポート」に加え、パートナーごとに販売面でレノボが支援を行う「カスタマイズド・サポート」を新しく設けて展開する。
「カスタマイズド・サポート」は、大企業や中堅・中小企業(SMB)など、パートナーが個別で考えている販売ターゲットの案件ごとに、レノボがパートナーと共同でビジネスプランの作成やマーケティング、営業活動を行っていく支援策だ。
レノボは、パートナーと戦略を共有しながら販売を行い、関係の強化を図る。同時に、これまでレノボとパートナーがそれぞれで展開してきたマーケティングや営業活動などを一本化することで、「二重投資のない、効率的な連携を図る」(留目真伸・常務執行役員エグゼクティブ・ディレクター パートナー事業担当)狙い。
一方、2009年から整備してきた「プログラム・サポート」もパートナーとの協業強化の視点に立った内容に改める。プログラムはインセンティブ(販売奨励金)やデモ機購入支援、テクニカルサポートなどで構成。例えば、インセンティブについては、従来の販売台数による取得に加え、パートナーが販売のコミットメントを設定する。目標達成に向け、レノボが販売面でサポートしながら奨励金を受け取る仕組みを取り入れる考えだ。
レノボではこうした施策について1月27日に第一弾のセミナーを東京で開催し、パートナーに説明した。
会場で留目常務は「これまでパートナーとは販路としての関係が強かったが、今後は、一緒になって新たな価値創造を行なっていく必要がある。2010年はPCベンダーとパートナーが一体となった新しいビジネスモデルで市場を活性化し、日本を元気にしていきたい」と力を込めてアピールした。(米山淳)
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