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インターリンク、ワールドドメインカップの募集期間延長を発表
2010/02/09 10:08
WDCは、新たな「独自トップレベルドメイン」の考案を募集するもので、グランプリに輝いたドメインの応募者には賞金1万ドルを贈呈。さらに、ドメインが一つ売れるごとに1ドルの報奨金を10年間支払うというもの。インターネット上で利用するアドレス資源(IPアドレス、ドメイン名、ポート番号など)の標準化や割り当てを行う団体「ICANN」で08年にgTLD「トップレベルドメイン」の自由化が承認されたことから、インターリンクが企画したもの。
選考は、応募されたドメインのなかからインターリンクが20ドメインを選出。その後一般投票によりグランプリ(優勝ドメイン)を決定する。数千万円かかるとするICANNへのドメイン認可申請費用は、インターリンクが負担する。優勝ドメインの応募者が複数いる場合は、賞金・報奨金は均等に分配する。
今回ICANNによる新gTLDプログラムの申請受付が大幅な延期になったため、募集期間延長を決定した。インターリンクでは、ICANNで新gTLDプログラムの最終募集要項が決定すると予測される2010年3月のICANNナイロビ会議、または同年6月開催のICANNブリュッセル会議開催の1か月後を受付締切とする計画。
投票期間と結果発表は、10年3月のICANNナイロビ会議で最終募集要項が決定した場合、投票が10年4月中旬~5月中旬まで、結果発表が10年6月上旬。10年6月のICANNブリュッセル会議で最終募集要項が決定した場合、投票が10年7月中旬~8月中旬まで、結果発表が10年9月上旬。
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