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米MicroStrategy、BI製品の最新版、速度向上と使いやすさを追求
2010/02/05 10:08
最新版では、大幅な機能強化を実施。分析速度の向上やダッシュボードの高速化、データロードの高速化により、パーフォーマンスの向上を図った。そのほか、設計・導入・運用を容易にしたり、ダッシュボードアプリケーションを使いやすくしたりした。
インメモリキューブは、以前に比べて最大で3倍のデータを保存できる。加えて、インメモリクエリアルゴリズムは、2倍の速度で回答。同じユーザーのサーバー使用で、以前に比べ最大4倍のレポートを平均2秒未満で提供できるという。
さらに、ダイナミックダッシュボードを高速化。ユーザが必要なときにダッシュボードにデータを徐々にロードするため、ダッシュボードの表示が最大で10倍速くなる。また、データロードの高速化で、バッチ時間枠でより多くのデータをメモリにロードできる。
システム担当者の運用負荷を軽減する機能も追加。Jump-Start プロジェクトは、既存のデータベースに直接接続できる30以上のレポートとダッシュボードをあらかじめ用意し、新しいBIアプリケーションをすぐに使用できる。またGraphical Architectは、新しいBIアプリケーション用のプロジェクトのセットアップを、これまでより8倍速くする自動モデル化ヒューリスティックを実装。BIアプリケーションの作成時間を数時間に短縮する。
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