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サイボウズ総研とアプレッソ、異なるグループウェアのスケジュール同期実現
2010/02/04 10:08
自動同期できる対象ソフトは、「Microsoft Office Share Point Server 2007」と「同 Exchange Server 2007」および「Google Calendar」、「Lotus Notes/Domino」、「eセールスマネージャー」。サイボウズは、アプレッソのデータ自動同期ソフト「PIMSYNC」のOEM提供を受け、開発した。
グループウェアやスケジュール管理ソフトは大企業の場合、部門ごとに異なるソフトを運用しているケースがある。そのため、重複入力による運用の負荷やダブルブッキングによる生産性の低下といった問題も多い。
全社で統一のソフトを導入しようとしても、部門ごとにポリシーを設定しているため、実現できない状況にある。そのため、アプレッソには、スケジューラー連携の要望が多く寄せられており、とくに「Exchange」と「ガルーン 2」との連携についての問い合わせが多かったという。
今後の計画としては、SaaS形式のライセンス提供を検討しており、SaaS市場の成熟を待って実施する方針。「サイボウズ クラウドビジネス パートナー」を拡充し、クラウド基盤上で拡販することも匂わしている。「2011年末には、1億円くらいのプロダクトに育てたい」(サイボウズ総研の林貢正・副社長兼マーケティング本部長)方針だ。
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