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ユーフィット 「ナレジオン」パートナープログラム導入 2012年までに1000社10万IDを販売
2010/01/28 10:08
週刊BCN 2010年01月25日vol.1318掲載
林伸哉エキスパート |
「ナレジオン」がターゲットに据えるのは、SaaS型が500人以下で、ライセンスは500人以上が目安。ライセンスの商談は、大企業を中心に「Notesのリプレースで声をかけられる」(林エキスパート)。ただ、SaaS型でも500人以上の企業から引き合いがあるという。
同サービスが掲げるコンセプトは、「クラウドを意識したグループウェアと企業ポータルの融合」(林エキスパート)だ。社内に点在する情報系システムを統合し、グループ間の情報共有を促進する。
特徴は、ファイル管理や掲示板など異なる機能のコンテンツそれぞれのキーワードにタグづけし、横断して検索可能なほか、ワークフローの定義づけやキーワード登録によるガジェットを作成しマイポータルに追加することが容易な点だ。「ほか(他社のグループウェア)と決定的に違うのは、キーワード検索が簡単なこと」(林エキスパート)。検索結果の全文を確認することや、自動要約、類似ドキュメントの表示などのテキストマイニング機能を実装する。
開発プロジェクトでは、検索エンジンには韓国ベンダーSALTLUX(ソフトルックス)の製品を、全文検索用テキスト抽出ソフトウェアには、データ変換研究所の「デ変換MFXライブラリ」「デ変換TFライブラリ」を採用した。
具体的な時期は未定だが、海外展開も見据えており、同社がオフショア拠点をもつ中国のほか、まずは韓国やアメリカで展開する方針。国内のグローバル企業からは、多言語対応の要望もあるという。(信澤健太)
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