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米IBM、LotusLiveでクラウド推進、パートナーにオープン化も
2010/01/28 10:08
IBMでは、LotusLiveのクラウド・サービスでe-メールやウェブ会議、ソーシャル・ネットワーキング、コラボレーションなどを統合し、同社が力を注いでいるセキュリティ、信頼性、企業統合と組み合わせて提供する。IBMリサーチと同社Lotus部門は、共同でクラウドによるビジネス主導のコラボレーション進展を実証する場として「LotusLive Labs」を創設する。
また、「LotusLive」の中核的なコラボレーション・サービスを、サードパーティのアプリケーションやビジネス・プロセスへと拡大していくことを発表。これまでは「LotusLive Design Partnerプログラム」の参加企業だけに限定して提供していた「LotusLive」のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を、2010年後半からすべてのIBMビジネス・パートナーに開放する。
さらに、新規のSIパートナー数社との協業強化も図っていくほか、12か月有効の無償の「LotusLiveデモ・アカウント」やLotusLiveサービス拡販に向けたパートナー・プログラムなど、パートナー企業向けの特典を増やしていく予定だ。
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